知覚過敏

なぜ知覚過敏になるの?

歯ぐきが痩せてきて、歯の表面のエナメル質が削られてくると、その下層にある象牙質が露出してきます。

象牙質の中には、神経とつながっている無数の象牙細管があるため、象牙質が露出したことによって象牙細管が刺激されやすくなると、知覚過敏という症状が起こります。

成人の3人に1人は知覚過敏症があります。主に20代~50代の人です。
症状:冷たい空気、熱いもの、冷たいもの、甘いものを食べたときに、「きっ」と歯がしみます。
原因:不適切なブラッシングや歯周病で歯茎が下がり、歯の根っこが露出して起こります。

予防方法や治療方法は?

家庭で予防する方法としては専用の歯磨き剤があります。
これは、成分として含まれているカリウムやアルミニウムが過敏になった神経を沈めたり、象牙細管を塞ぐことによって刺激が伝わらないようにする方法です。
歯科医院では、レーザーを使用したり、フッ素入りのプラスチックを歯の表面にコーティングするといった治療を行っています。

知覚過敏を治すためのケア
*歯ブラシは柔らかめで、力をかけないでみがく。知覚過敏用の歯みがき剤を使用する。
*電動歯ブラシに変えてみる。(手磨きの半分の圧しか歯にかかりません)
*歯をくいしばるのをやめる。

磨きすぎはよくない?

私たちは予防歯科に力を入れています。

予防歯科先進国の欧米での歯みがきは1日2回 / 2分間磨きです。
磨き過ぎが知覚過敏を招く場合があります。

防府市まりふ歯科の2Fに歯みがきミュージアムを開設しました。
歯みがきミュージアムでは欧米の磨き方を参考に適切な歯みがき方法やオーラルケア商品などをご紹介しています。

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