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平成28年9月25日(日)「日本口腔看護研究会 第2回山口地区セミナー」

テーマ「地域における口腔ケア・摂食嚥下の取り組み」

一般講演では、訪問看護師、病院内歯科衛生士、言語聴覚士の立場から口腔ケアの取り組みの紹介がありました。

訪問看護師
口腔ケアの必要性
在宅での口腔ケアの実際
専門職との連携

病院内歯科衛生士
口腔ケアの実際
歯科往診対応
摂食機能療法

言語聴覚士
活動・参加につなげる口腔リハビリテーション

特別講演では、訪問歯科医による嚥下障害へのアプローチの紹介がありました。
摂食嚥下障害は局所から考えるアプローチと、全身から考えるアプローチの複眼思考をしたほうがよい。
脳卒中後の経過の説明
認知症の経過の説明
嚥下障害の背景疾患を知る。
① 予後を予測できる。
② その疾患特有の嚥下障害(症状)に対応できる。
パーキンソン病の嚥下の特徴
① 食事性低血圧
② 不顕性誤嚥
③ 味覚低下
④ 消化管運動低下
⑤ 外的制御に反応
アルツハイマー型認知症の摂食嚥下の特徴
① 見当識障害
② 注意障害
③ 認知障害
レビー小体型認知症の摂食嚥下の特徴
① 食事性低血圧
② 臭覚障害
③ 不顕性誤嚥
④ 薬剤過敏
慢性閉塞性肺疾患の嚥下障害の特徴
① 嚥下のタイミングが難しく誤嚥しやすい。
② 食事を摂ると息苦しく、疲労しやすい。
③ 排痰機能が低下しており誤嚥性肺炎を起こしやすい。
④ 呼吸に多大なエネルギーを費やすため必要栄養量が大きい。

オレンジ 安武

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平成28年9月10日(土)全体勉強会 講師:大浦院長

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勉強会の前に来春就職予定の受田先生、榊原先生と秋富先生の挨拶がありました。
今回は形成とバイオロジー、ポンティックを主に学びました。
形成は補綴物の相似形を目指す
メタルコアも同様、特に隣接面はスキャロップ形態に沿わせる
症例写真に、前装冠からセレックへの変更がありました
どうしても前装冠はオーバーカンターになるため歯肉の状態が悪かったのが
セレック装着後一週間で綺麗な歯肉になりました
歯周外科や抜歯後は三ヶ月程度待って補綴することが望ましい
骨の治癒は3年ほどかかる
そしてブリッジは仮着の方が望ましい
オベイドポンティックについて・・・
きれいにみがいた粘膜面なら硬質レジンでも歯肉に為害性はない
ゼロポイントの決定・・・ドライウェットライン、ネガティブスマイル女性3,5mm、男性2,5mmに。歯冠長10~11mmで
形成量を正確にするためガイドグルーブやシリコンキーを利用する

次回はコピーデンチャーを使用した自費の義歯の内容も盛り込みます。

平成28年9月5日(月)「予防先進国スウェーデンの予防歯科を学ぼう TePeについて」講師:クロスフィールド㈱小林亜子歯科衛生士

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東京より㈱クロスフィールドの歯科衛生士小林亜子様をお招きしTePeを含めスェーデン式予防歯科を学びました。

TePeについて
TePeはスウェーデンで購入されている歯ブラシの77.1%、歯間ブラシの82.3%を占めています。

スウェーデンについて
日本で定期的に歯科医院の口腔ケアを受けている人の割合は2%。それに対し予防歯科先進国のスウェーデンは90%もの人が受けています。
その結果、日本人の80歳以上の残存歯が8本であるのに対して、スウェーデン人の歯は20本も残っています。
また、成人の日本人の約80%が歯周病です。

9月5日オレンジ歯科院内でクロスフィールド株式会社の歯科衛生士 小林亜子さんによる「TePeとスウェーデン式歯磨きについて」の勉強会がありました。
小林さんは700本以上の歯ブラシを持つコレクターであり、スウェーデンへの歯科留学もある知識の豊富な歯科衛生士さんです。
日本とスウェーデンの違いを知り、大変勉強になりました。

1. スウェーデンについて
スウェーデンと聞いて、スウェーデンの輸入住宅やスウェーデン料理、鋼など様々なことを連想されると思いますが、スウェーデンが予防歯科先進国であることをご存知でしょうか。
定期的な歯科医院での検診をスウェーデン人の90%が受けますが、日本人はわずか2%の人しか受けません。
その結果、スウェーデン人の80歳までの残存歯が20本あるのに対し、日本人は8本です。
また、スウェーデンの虫歯患者は0.8%しかいないのに対し、日本人の80%が歯周病であるという報告もあります。
そこで、日本人がスウェーデン人と同じように高齢になっても歯を残せるように、予防歯科先進国スウェーデンのオーラルケアをご紹介します。

2. 虫歯・歯周病ゼロを目指したスウェーデンの取り組み
40年前、スウェーデンは中立国として戦争を生き抜きましたが、経済的に貧しく口腔環境の悪い国でした。
そこで、1970年代膨らむ医療費を抑えようとスウェーデン政府は「予防歯科」に力を入れました。その結果、今ではスウェーデンは世界屈指の予防歯科先進国です。
スウェーデンの取り組み、文化を3つご紹介します。
1つ目に「フッ素おばさん」。
「フッ素おばさん」とは学校でフッ素入りのうがい薬でのうがいを指導する看護士のことです。今ではフッ素おばさんはいませんが、スウェーデンが予防歯科先進国になるには「フッ素おばさん」の尽力がありました。
2つ目は「クーポン」。
スウェーデン政府は今でも歯科専用のクーポンを発行しています。このクーポンは年に一回配られ、3500円程度歯科のみで割引が受けられます。
最後に「サタデーナイトキャンディー」。
「サタデーナイトキャンディー」とは、「週に一回子供に好きなだけ砂糖入りのおやつを食べさせましょう。しかし、それ以外の日にはお菓子は禁止する」という文化です。スウェーデンでは歯のことを考えて、子供にむやみにお菓子を与えません。しかし、フルーツはいくら食べても問題ありません。それを象徴するように、あるスウェーデンのスーパーでは子供であれば試食のフルーツを食べ放題のサービスを行っています。
このようにスウェーデンでは歯を守るためのさまざまな運動をしています。これらの行動が、スウェーデンの高い歯科意識を支えています。

3. TePeについて

4. スウェーデン式歯みがき法について

5. フッ素について
3.4.5.について詳しくは、受付で配布していますパンフレットをご覧ください。

CadDent 吉野