平成28年7月11(月)「歯科衛生士勉強会(知覚過敏)」講師:株式会社ジーシー 古谷幸子様

20160805_03

20160805_04

20160805_05

山口県のオレンジ歯科においてGCから古谷さん(歯科衛生士)をお招きし、「知覚過敏セミナー」が開かれました。十数名の歯科衛生士さんたちが参加し、それぞれがオーラルケアの知識を広げるために、熱心に講師の話に耳を傾け、部屋は熱気に包まれていました。

セミナーの内容は、知覚過敏の原因、進行、対策についてです。それを、論文や研究発表をもとに論理的に説明してくださいました。事前にインターネットで知覚過敏について調べていったのですが、驚かされることが多かったです。例えば、歯ぎしりや、歯を食いしばることも知覚過敏の原因になっていたこと。歯を磨くときの力加減。「食後30分は歯磨きしないでください」と言われている意味。知覚過敏用歯みがき粉に入っている成分の効果について。インターネットで得た知識だけでは、まだまだ不十分であることを思い知りました。今回の知識をまとめましましたので、そちらもご参考ください。

知覚過敏について

冷たい物などを食べたときに、「キーーーン」「ずきずき」、10秒くらい歯が痛んだら、それ知覚過敏かも。

知覚過敏患者は日本に1,570万人。およそ3人に1人が知覚過敏なんです。

1.知覚過敏について

20160805_06

知覚過敏は何らかの原因で象牙質が露出して、物理的、科学的な刺激を受けて10秒前後痛むことを言います。象牙質が露出する原因は次の通り。

(1)歯の食いしばり
寝ている間の歯ぎしりや、スポーツ時に歯を食いしばる。

(2)歯肉が下がる
歯のみがきすぎと歯周病から歯肉が通常より下がる。

(3)酸
食べ物の酸で歯のエナメル質が解けてしまうことがある。

一度なくなってしまったエナメル質は再生することはありません。歯茎をしみさせないためには継続した知覚過敏ケアしかありません。

 

2.知覚過敏の対策

①歯のみがき方

20160805_07

知覚過敏用歯みがき粉のメーカーは1日2回3~5分の歯みがきを勧めています。また1回に必要な歯みがき粉の量は1g。上の画像くらいが理想です。市販薬ではない、歯科専売品は発泡剤が入っていないものが多くあります。「泡がいつも通り立たないな」と思っても大丈夫です。みがくときの力加減は、歯ブラシにもよりますが100~150gを目安にみがいてください。そして口をゆすぐ時もひと工夫しましょう。口をゆすぐお水の量は10~20mlです。そして、口を軽くゆすぐぐらいでセーブしてください。

②気を付けたほうがいい生活習慣

20160805_08

食品の酸は歯を溶かすことがあります。なので、酸が原因で知覚過敏になった人は、食後30分は歯みがきを避けてください。また知覚過敏の人は酸を多く含んだ食べ物を食べすぎない。口の中に長時間入れない。歯を強くみがきすぎない。これらを守って生活してください。

③ホワイトニングとの併用について

ホワイトニングって怖い、知覚過敏だから危なそう。そんなイメージありますよね。でも、きちんとケアをしていれば、知覚過敏の方でもホワイトニングをしても大丈夫です。

④むし歯の危険性

知覚過敏の方は歯茎がしみるのが嫌なので歯茎のみがき方が甘くなり、むし歯・歯周病になりがちです。歯こう(プラーク)【歯科の基礎知識にジャンプ】をしっかり落とさないと歯周病の原因になり、知覚過敏の刺激がより強くなることもあります。知覚過敏の方は特にむし歯・歯周病に特に注意してください。

コメントを残す

メールアドレスが公開されることはありません。 * が付いている欄は必須項目です