月別アーカイブ: 2014年10月

平成26年10月25日(土)定期勉強会「総論」理事長、「口腔写真アイスペシャルC-Ⅱ」講師:㈱松風福井貴士様、「症例報告」岡本:デンチャー、尾島:フルマウス、板村:セレック

松風のアイスペシャルC-Ⅱの説明が実際に機材を使ってありました。
具体的には①撮影環境を統一②カメラの設定モードを統一③規格倍率を統一することで誰がとってもほぼ同じ写真になることの説明がありました。
カメラと被写体との距離をキッチリ合わせなくても、カメラが自動的に画像サイズを揃えてくれるオートトリミング機能はすごく便利だと思いました。
写真の反転をカメラでできるミラーモード、歯面へのテカリの映り込みを抑えた撮影ができる低反射モード、焦点距離を長めに設定し口腔内から離れて撮影でき衛生面を考慮したオペモード、歯牙以外を無彩色にし周囲の色による錯覚を起こさず色調評価が可能なシェード抽出モードなど多彩な撮影モ ードがありいろいろな使い方ができることもわかりました。
その後尾島先生の多数歯う蝕の症例発表があり、う歯が多数ある場合は少なくとも一日一本は根充するくらいのスピードが必要であることなどがわかりました。
岡本先生の義歯の症例では患者の主訴をかなえること、必要最小限の材料を使うことの重要性、新義歯をいきなりリベースしないことや、義歯の安定を得る方法などの紹介がありました。
板村先生からはセレックのおもにインレーの形成で気をつけることを図を使い解説がありました。
最後に安武先生からの今後の勉強会の予定についての話がありました。
とても有意義な勉強会でした。
アルファ 太田

平成26年10月15日(水)早稲トレレポート5 in東京:DT濵田

9/27
技工士の濱田です。
今週の授業内容の報告です。
・舌側メタルケースの築盛、フルベイクの築盛
・CADのスキャン方法

今週は舌側メタルのケースの上顎左右中切歯築盛、フルベイク中切歯と側切歯の築盛。CADのスキャンをおこないました。
舌側メタルのケースでは、歯頚部にOD-A3、切縁側にOD-A2を置きその上にA3Bで外形回復、セカンドカットバックをおこない、カットバックされた所にOD-A2を盛りその上にA3B、OPAL59で蓋をして指状構造を作り一回焼成。焼成後トランスを築盛しました。
フルベイクケースでは、歯頚部にA3B、歯冠部にA2Bで外形回復、セカンドカットバック、セカンドカットバックした所にOD-2を盛り、A2Bで蓋をし指状構造を作り、焼成。焼成をOPAL58を築盛しました。

CADスキャンではバイトスキャン、マルチダイを使った方法をおこないました。
1シリコーンでバイトをとる。(あまり厚くなると材料の無駄、スキャン出来ない事があるので注意が必要)
2オーダーの作製
3支台歯列の精密スキャン(要らない部分のカット、カットする事によりデータを軽くする)
4シリコーンでとったバイトを支台歯列に咬ませ対合情報のスキャン
5マルチダイを使い支台歯の精密スキャン(支台歯を置く場所を間違えると間違ってスキャンされるので注意が必要)
6対合の要らない所をカットする
7マージンの設定

マルチダイの長所→連結冠で隣同士の場合一度にスキャン出来る。
マルチダイの短所→ブリッジでは位置がくるいやすいので模型上でやった方が正確。

10/4
今週の授業内容の報告です。
・上顎中切歯、側切歯の築盛から完成まで。
・前回から作製している舌側メタル、連結冠の完成まで。
・彫刻
・CAD

今週は上顎中切歯、側切歯のボディ築盛後のデモ、前回から製作している舌側メタル、連結冠と今回デモがありました上顎中切歯、側切歯の完成までおこないました。

ボディ築盛後のデモではエナメルを築盛する時の順序
1指状構造←気泡が入りやすいため
2正中(近心コンタクト)
収縮分を考えて反対側上顎中切歯の近心コンタクトに少し覆う位築盛
3遠心コンタクト
側切歯とのコンタクトが面で接する様にする為にラインアングルを広くする
4舌側
咬合させて圧痕を付け、圧痕を少し埋めて収縮分を確保する。
5模型から外して、コンタクトの足りていない部分(凹みがある部分)に盛る
6焼成

今回、作業用模型で提出しても良かったのですが、歯肉付き模型(セカンド模型)で初めて作製、提出しました。
作製して思った事は、今まで作製していたメタルボンドは歯頚部に陶材を盛りすぎていた事です。歯頚部に盛りすぎているという事は、患者様にセットする際、歯肉を押してしまいとても痛い補綴物を今まで作製していたと言う事です。これからは歯頚部をもっと考えて作らないといけないと思いました。次回からはもっと患者様の事を色々と考えて補綴物を作製していきたいと思います。

10/13
今週の授業内容の報告です。
・ブリッジのフルカントゥアワックスアップ
・ブリッジのフレームワックスアップ
・彫刻

今週はブリッジの症例をしました。まずフルカントゥアでワックスアップをおこない、完成外形のイメージをしっかりとつかみ、その後フレームのワックスアップをおこないました。今回は二症例、ポンティックフレームの形を変えておこないます。一つは今までと同じで舌側のカラー(フィニッシュライン)がつながった形、もう一つは、ポンティックの舌側隣接のみ金属が出ている症例です。どちらも陶材で粘膜接触でおこないます。

フレームワックスアップの行程
1支台歯をコーティング(リッピングワックスなどを使います)
2シートワックスを使いポンティック部に支台歯になる様な壁を作ります。
3その壁にワックスをもり、フレームを作製します。(陶材の厚みを同じ様にしたいので、支台歯のフレームと同じ築盛スペースがあるポンティックフレームを作製します。)
4側方、前方運動で長さなど確認。
5連結、舌側カラーを作製
6厚さの調整(唇側、舌側)
7分割
8マージン閉め(この時に隣接の厚みをしっかりと落とし、築盛スペースを確保する。)

今週の出来事
横浜で開催されたワールドデンタルショー行ってきました。今回のデンタルショーはCAD/CAMがメインのデンタルショーだったらしく、様々なメーカーのCAD/CAMが出ており、CAD/CAM関連の材料(ブロック、ディスクなど)がありました。名前や写真などで見た事がある物でも実物を見て勉強が出来たのでとても良かったです。また、最新の歯ブラシなどを見て、自分が補綴物を作製する時にどのような形が磨きやすい形なのかなど勉強出来たので、今後の技工に活かしていきたいです。

平成26年10月18日(土)DH勉強会「うつりゆく歯科衛生士~法改正から今、何がもとめられているのでしょうか?~」講師:元歯科衛生士学院教務 金子郁子先生

H26.10.18(土) 歯科衛生士勉強会
うつりゆく歯科衛生士  ~法改正から今、何が求められているのでしょうか?~
元歯科衛生士学院教務 金子先生をお招きして
「歯科衛生士法の一部改正」成立
6/18の参議院本会議で可決され成立した。
歯科衛生士法の一部改正は第二条の「歯科医師の直接の指導の下」のうち「直接」の文言を削除したことが大きな柱になっている。

厚生省は以下の内容の通知を発出して周知徹底を図る。
法律第二条第一項における予防処置の改正については、「歯科医師の直接の指導」から「歯科医師の指導」に改めるものである。

直接を取ることにより業務の幅が広がる。
指示をもらっておけば出来る。→働く場も増える。

病院、介護施設、老健施設に対して
歯科衛生士との連携の強化や、常駐させるよう働きかけている。
高齢者口腔ケア
①器質的ケア→病院でできること
②機能的ケア→口が機能してないと意味がない。噛める状態であること→喜びになる
65歳以上→肺炎になりやすい。

高齢者に対しては、ある程度経験の積んだ歯科衛生士が良い。
若い人より年齢の上がった人→言葉かけが上手。知識が豊富。

感想
この度、金子先生をお招きして私達歯科衛生士の歯科衛生士法が一部改正されたことを知りました。「歯科医師の直接の指導」から「歯科医師の指導」に改正されたことで指示があれば業務が出来る事などから、今まで98%の人が歯科医院で働いていましたが、だんだん年齢を重ねるにつれ細かい仕事が難しくなること。これからは、介護施設、老健施設でも働く場が増える事で私達歯科衛生士ももっと活躍出来る事を知りました。
当日は約20名のDHが参加しましたが、話しの途中で私達が疲れないようにと金子先生が「手をたたきましょう♪」で体を動かしたり…と楽しい一時になりました。講義の後はお待ちかねの「とんかつ弁当」やお菓子など食べながら和気あいあいとした歓談を楽しむことができました。
また、金子先生を紹介して下さった安武先生、ジュースやお弁当などの差し入れをして下さった理事長ありがとうございました。
まりふ  上島

感想
山口県歯科衛生士学院の元先生であります金子先生を招いての衛生士の勉強会を致しました。卒業してから何十年ぶりの再会で、学院当時の記憶が思い出されました。
「移りゆく歯科衛生士~法改正から何が求められているか」という題で話していただきました。
「歯科医師の直接の指導」→「歯科医師の指導」に改正された事により歯科衛生士の活躍の場が広がる、指示があれば介護施設、病院などで口腔ケアが自由にできる。
医療費が圧迫していることで削減するには、
高齢者の肺炎(口腔内の不潔)→口腔ケアで予防すること、医療機関では若い衛生士の活躍の場であり経験と年齢を考慮し知識を持った衛生士が介護施設、在宅での活躍が期待される。
要介護高齢者に対しては歯科衛生士が口腔ケアを行うだけではなくほかの職種との協働により継続的、効果的に口腔ケアが実施されることが望まれている。
自分のスキルを磨いて色々と提供できる衛生士を求めていると思いました。
まりふ 重宗