月別アーカイブ: 2014年9月

平成26年9月24日(水) GCインプラントセミナーⅡ 講師:株式会社ジーシー小保内学様

GCインプラントセミナーレポート
GCの協力のもとインプラントについての講義、実習がありました。
講義は主にGCインプラント体の特徴についてで、GCのインプラント体の表面性状Aanchor surface について詳しく説明していただきました。
Aanchor surfaceの特徴として血小板のトラップ能力向上、骨芽細胞にとって最適な足場のを提供、インプラント体の表面汚染を限りなく抑えた表面性状ということでした。
実習では実際の機器を用いて、模型への埋入実習がありました。
若手からするとまだまだ触れる機会の少ないインプラントでしたが、今回のとても実践的な内容のセミナーをうけてインプラントについての興味が深まりました。
今回のセミナーをきっかけに、インプラントに関する意識を高め、様々な知識、技術を身につけていきたいと思います。
お忙しい中セミナーに協力してくださったGCの方には深く感謝いたします。
尾﨑智彦

平成26年9月22日(月)早稲トレレポート4 in東京:DT濵田

9/6
今週の授業内容の報告です。
・彫刻(上顎中切歯、上顎第一大臼歯、下顎第一大臼歯)

今週末(日曜日)に第15回歯形彫刻コンテスト『ほるほる』があるので今週は歯形彫刻をしました。
毎年、上顎中切歯か、上顎第一大臼歯、下顎第一大臼歯の中で1本出題され、1時間30分かけて彫ります。見本を見ずに彫るのでなかなか巧く彫れませんでした。しかし、先生から咬合面の形(咬頭のバランス)や、溝の入れ方、外形(最大豊隆部の位置、サイズ、基底結節など)色々と注意を受け週初めよりは巧く彫れる様になったと思います。しかし、まだまだ巧くなれると思うので、今週末のコンテストが終わっても彫刻を繰り返しおこない、一日前の自分より少しでも成長出来る様に頑張ります。

明日(土曜日)は去年卒業された高瀬直さんが早稲トレに来られ彫刻の指導を受けれるそうです。高瀬さんは彫刻が凄く巧く、沢山の事を学べると思うので色々と勉強してきます。

今後の事について自分なりの考えを書いてみます。3Dプリンター導入についてですが、早稲トレのラボでは一日に100個(40〜50症例位)3Dプリンターで作製しているそうです。3Dプリンターの維持費などを考えると導入は少し難しいかと思いました。また、導入することはワックスアップの作業がCAD設計に変わるので少しでも多くの技工士がCAD設計出来る様になってから導入をした方が良いかと思いました。
CAD/CAM冠についてなのですが、営業の仕方で仕事量が増えるのではないのかと思い、早稲トレのラボの営業をしている自分の先輩(早稲トレ卒)に聞いてみました。自分はサンプルなどがあれば営業が取れるのではと思ったのですが、サンプルがある事で良い事もある反面、悪い事も多々有り、マージンが合っていない場合や、形態を他のラボと見比べる事が出来るので形態の良し悪しが分かり、形態が良ければ、仕事が取れるのですが悪ければ取れないなどあるのでサンプルはとても難しいとの事でした。

9/13
今週の授業内容の報告です。
・舌側メタル、連続冠、単冠のメタルフレームワックスアップ、鋳造、メタル調整
・連続冠のオペーク
・彫刻

今週はメタルフレームのワックスアップ、鋳造、メタル調整をメインでおこないました。メタル調整では、まずオーバーマージンを削除し、適合、フレームの厚みを調整しました。
マージン部は切縁側を下に向け、マージンを裏から見る様に持ち、オーバーマージン、マージンの厚みを調整します。この方法をおこなう事により、マージンがショートしにくく、マージンの厚みが分かりやすいのでこの方法をおこないます。
連続冠の連結部は、コンタクトポイントになる所なので完成形のコンタクトポイントを想像して連結部の下を削り、カーバイトバー、ラウンドバーなどでフィニッシュラインを出します。
唇側の切縁側は陶材を盛るスペースがあまり無いので出来るだけ薄くなる様に調整します。
連結冠のオペークでは、連結部にオペークが溜まりやすいので溜まらない様にオペークを塗布する方法。(オペークが溜まらな様にする為最後に連結部のオペークを外に広げる様に伸ばす。)筆を使わずに単針で塗布する方法(切縁、近心、遠心、マージン部で枠を作り、均等にオペークを塗布する)を教わりました。

今週の出来事。
・森戸克彦さんによるシンガポールの技工。
・株式会社ベアルトさん見学

今週水曜日にシンガポールで技工をしていた森戸克彦さんがいらっしゃいました。シンガポールの物価や森戸さんがおこなった症例のプレゼンを見たりしました。症例説明でPhotoshopを使い、色合わせなどをおこなっていてとても参考になりました。

今週の金曜日にベアルトさんを見学に行きました。DWX-50、wielandのZenotecミニが2台ずつ入っていました。cadではセンサブル、デンタルウィングス、ノーベル、wielandがはいってました。様々な機械が入っており、全ての技工をこなせる様にしてました。ミリング用の部屋があり、見学している時はずっと稼働してました。また、ジルコニアの焼結前に咬合面を少しカービングしてよりリアルに作れる様にしてました。色々な事が新鮮でとても参考になりました。

9/20
今週の報告です。
・上顎左右中切歯の築盛
・彫刻

今週は上顎左右中切歯連結冠の築盛をおこないました。今回のシェードはA3.5。3層盛り(ボディ、エナメル、トランス)で築盛。老年代の為、指状構造は作らない。
1 歯頚部にA4Bを涙状に築盛(他のボディとの差をつける為)
2 ODを切縁に(フレームよりも長めに)
3 A3.5Bで外形回復(ティッシュを当てて水分コントロールをし、切縁が折れない様にする)
4 側方、前方運動(ゴールの位置からタッピングする様に移動し、築盛を崩さない様にする)
5 コンデンス
6 対合歯を咬ませて唇側の出具合いを確認
7 カットバック
8 OPAL59でカットバックした唇側面に築盛
9 焼成
10 連結部に築盛
11 トランスで最終外形を作製
12 焼成

初めの焼成の時、連結部に築盛しないのは連結部は陶材が収縮して割れてしまう可能性が高い為、後で連結部に築盛する。

今週の出来事。
・白鵬の河田さんによるインプラントの授業
・Beaux Arts Dental Labさん見学

今週は水曜日に白鵬の河田さんのインプラント授業、金曜日にGCのインストラクター関克哉さんのラボ見学をしました。
河田さんの授業では、TEKの作製方法(歯肉に当たらない、コンタクトは面で、辺縁隆線を合わせる、機能口頭をしかっかりと当てるなどなど)について教わりました。
GCインストラクターの関さんのラボでは、フルマウスの症例や、インプラントなど多々有りました。ラボはとても綺麗で作業しやすい環境、火をあまり使わない(ワックスアップは電気インスツルメントを使う)ようにして、ラボを綺麗にしてました。

今週の土曜日に渡辺理事長が早稲田トレーニングセンターにいらっしゃいました。CAD/CAMについての質問などされました。スキャン時にスプレーを使わない方法(スプレーが高いので)マットタイプの絵の具を使いマージンの下までコーティング、スキャンが終わったらスチームで除去しスプレーの代わりにしてました。
また、インプラントのケースでスキャンが出来る様にする為、インプラントの穴はワックスで埋めて、絵の具でコーティング。

コンタクトなど正確にする為に分割模型と分割していない模型を用意して、全体のスキャンは分割していない模型で、支台歯のスキャンは分割模型ですることにより、正確な補綴物が作製できるとの事でした。

渡辺先生からスリーシェイプを購入する時の注意点が有りまして、スキャンデータ、デザインデータがSTLデータに出来るのかしっかりと確認した方がいいとの事でした。ケイテックスでは出来ないみたいなので、メーカーは他の機種にデータを送ると考えていないからだそうです。

平成26年9月21日(日)セレックベーシックセミナー in福岡sirona. 講師:草間幸夫先生

2014.9.21 セレックベーシックセミナーのレポート
まりふ歯科 板村 昭広

1、 コンセプト
セレックの特徴
・メタルフリーの達成、高い生体親和性。
・盛ると強度が弱くなるが、削りだしなので、強度を確保できる。
・接着による維持の為、切削量が少なくMIの達成度が高い。
・審美性の実現
・縁上マージンにできる為、縁下マージンの為害性がなくなり、Biologic
Widthを維持しやすい。
・セラミックは割れることはある。メタルなどは、割れない代わりに対合歯や支台歯に不適切な力がかかり続けることもあるので必ずしも悪いことではない。
セレックによる修復のすすめ方
・その場で光学印象して、その場で削りだす。
・データをミリングセンターに送り、削り出してもらう。
・模型を作り、模型を光学印象し、削りだす。
以上3つのやり方があるが、模型を作るやり方だと、印象剤の収縮率が、石膏の
膨張率よりも低いので、できあがった模型は、実際の歯牙よりも少し大きいものに
なってしまう。クラウンだとコンタクトを調整すれば少し大きいものでも入るが
インレーだと入らなくなってしまう。特にインレーでは、直接法による光学印象が
望ましい。どうしても間接法でする場合はスぺーサーを多くするなどの処置が必要。

2、 形成と光学印象
形成前のう蝕処置
・う蝕を完全に除去し、深い窩洞をフロータイプのレジン(クリアフィル
マジェスティーESフロー推奨)で、Dentin Sealする
縁下マージンへの対応
・ビルドアップによる対応
歯肉縁下、湿潤環境では接着は不可能。気泡混入等での接着不全がおこり、歯髄刺激、脱離、2次カリエスの原因になってしまう。そこで、ラバーダム+ストリップス
によるドライゾーンでのフローレジンによる歯肉縁下0.5mmまでのビルドアップが必要になってくる。
・プロビジョナルによる対応
オーバーカンターになるプロビジョナルを入れることにより、歯肉を横にひろげる
・エクストリュージョンによる対応
オールセラミック修復の形成デザイン
・共通ルール
スローブドラウンデッドショルダーまたはヘビーシャンファー形態推奨。
原則、縁上マージン
複雑な外形線は好ましくない、滑らかなラウンドフォームを形成する。
広い面積の極端な平滑面やシャープエッジは、引っ張り応力がかかりやすい形態なので好ましくない。(セレックは、引っ張り応力に弱い)
クリアランスのないケースは適応ではない
・インレー形成のデザイン
イスムスは最低1.5mm以上とる。1.5mm以上とれない場合や窩洞が浅い場合は、CR充填する。
鳩尾形態、予防拡大、スライスカットなどはNG
直径1.25mm以上の曲率
緩やかで連続したカーブ
90度から120度の解放角
・クラウン形成のデザイン
マテリアルに即したクリアランス
厚さ1mm以上のマージン
前歯部においてはラウンドシェープを付与する

3、 オールセラミックの接着
・歯質への接着
エッチング処理、プライミング処理、ボンディング処理をしっかり行う。
現在は、エッチングとプライミングが同時に行えるセルフエッチングプライマーが
主流。
ブローが不十分であるとプライマーに含まれた水分が、象牙細管内に閉じ込められる。咬合圧によって内包された水分が、移動して疼痛を感じる
・セラミックスへの処理
サンドブラストは絶対にしない。
エッチング処理、クリーニング処理、シランカップリング処理をしっかり行う。
接着面へむらなく処理する為にスティックホルダーを使う。
・試適、防湿
必ず歯冠離開を行う、コンタクトの強さはあらかじめ強めにしておき、面コンタクトを形成するように削除と研磨をしていく。

・防湿、スプリィティング、ストリッピング
ラバーダムは、必須。臨在歯にボンディングコンタミネーションをおこさないように必ずストリッピングを行う。
連続歯の接着は1歯ごとに行い、多数連続歯の場合は1歯とばしで接着を分ける
・セメントの選択
縁上マージンで機能部位のものは、化学重合主体のデュアルキュアセメント、
強度主体、マテリアルの遮光性を優先させる。
縁上マージンで審美部位のものは、光重合主体のデュアルキュアセメント、
マテリアルの透過性を優先させる
縁下マージンのものは、セルフアドヒーシブルセメントを使用(合着用の形成が必要になる)
・セメント除去
セメントは修復物のほうに、たっぷりとつける
長時間照射は強い熱によるダメージを与えてしまうので、間欠的照射と冷却を
心掛ける
余剰セメントの除去は、光重合前、光重合途中、光重合完了後、セット後1~2週間後にわけて行う
4、 カウセリング
受付の対応からカウセリングははじまっている
ホームページにおける啓蒙、差別化を行う
症例写真やシミュレーション画像の提示を行う
メンテナンスを絡めた保障制度を確立する

平成26年9月17日(水)GCインプラントセミナーⅠ 講師:株式会社ジーシー小保内学様

GCインプラントセミナー
日時 平成26年9月17日

今回、GCのインプラントの説明会と実際に使ってみる形での実習を受けさせていただきました。
はじめの1時間くらいは講習で、インプラントで実際に恵生会の方でも使わせていただくインターナルタイプのインプラント、ジェネシオPlusというインプラントの物理的特性などを中心にインプラントの基本的な性状などを教えていただきました。大学であまり勉強する機会がなかったのでとても新鮮で、これからもっと勉強していかないといけないなと思わされました。
実習では実際に人工骨にインプラントを埋入するというものでした。やってみて、順番どおりにすれば入るのでよいのですが、患者さんに入れるとなると、下顎骨内の3次元的な構造をきちんとわかっていたり、口腔内が狭かったり、出血がある状況でも打たないといけないので、とても簡単にはできないだろうと思いました。
2時間くらいの実習でしたが、大学ではなかなか触れる事ができないことをさせてもらえたので、GCの担当者と恵生会の理事長に感謝するとともに、これからの自分のステップアップの糧にさせてもらえたらと思いました。

アルファ:江口

平成26年9月3日(水)早稲トレレポート3 in東京:DT濵田

7/27
今週の授業内容の報告です。
・先々週から作成しているメタルボンドの完成(上顎中切歯(若年代、中年代、老年代)、上顎第一小臼歯)
・CAD/CAM
・彫刻

今週は先々週から作成しているメタルボンドの完成までをしました。老年代の近心コンタクト、下部鼓形空隙の調整が難しく、何回かやり直して完成まで持っていきました。提出まで時間がなくあまりステインをする事が出来なかったのでもっとスピードを身につけ、ステインをする時間を作れる様に頑張ります。
CAD/CAMでは、臨床ケースを使い設計しました。連冠の設計の仕方など教わりました。一つの歯の歯冠幅を決め、それを基準に設計していくやり方で、このやり方を教わるまでは歯冠幅があまり合わずうまくいかなかったのですが、教わった事によりなんとか設計出来ました。

今週の出来事。
・デンテックの山下先生によるインプラント、材料、アメリカについて
・榎本先生による海外セミナー(アメリカ)

山下先生によるアメリカの技工事情で一番印象に残っているのは、材料についてです。なかでも、ジルコニアについてです。ジルコニアの成分のアルミナを減らしていくと強度は落ちるのですが、透明感がでるそうです。今までジルコニアは白ばっかりだと思っていたので驚きです。山下先生の話を聞いて、メーカーの言いなりになるのではなく、しっかりとした知識(材料学)を身につけなければならないと思いました。

榎本先生による海外セミナーでは、ビザの取り方、海外の生活、仕事などの話がありました。なかでも、患者さんがシェードテーキングをラボにいらっしゃって行うので患者さんと触れ合えるなどとても面白かったです。

8/30
今週の授業内容の報告です。
・フルカントゥアのワックスアップ
・ブリッジ、舌側メタルのケースのメタルコーピング
・彫刻

今週は、左右中切歯×2、中切歯、側切歯のフルカントゥアワックスアップとメタルコーピングのワックスアップをおこないました。
フルカントゥアのワックスアップでは正中を合わせるのに苦労しました。技工士学校でも左右中切歯のケースはおこなわなかったので、正中を合わせるのに苦労しました。
ブリッジのメタルコーピングでは、支台歯の長さが長い方、唇側に出具合が大きい方に合わせて通常のコーピングをおこない、その後コンタクト部分を連結、舌側のカラー部分を連結しました。
舌側メタルのケースでは、舌側のみ回復し、切縁、隣接のカットバックをおこない作成しました。舌側メタルになるケースは、クリアランスがないケース。支台歯が短い(支台歯が短いケースは対合歯が唇側に出ているので短くなる事から切縁の長さを確保する為にクリアランスがなくなる)、咬み癖(ブラキサーの人)が舌側メタルになるそうです。舌側メタルの弱点は、色が出にくい、対合歯との接触部位にフィニッシュラインがくると破折しやすいとの事です。患者さんに合わせてメタルも調整しなければならないと改めて思いました。

今週の出来事
・医療法人社団 京和会 KU歯科クリニック デンタルスタジオ246 さんへ見学。

昨日デンタルスタジオ246さんへ見学に行ってきました。院内ラボだと思っていたのですが、別の場所に歯科医院があり、離れた場所にラボがありました。そこでは、インプラントや、セラミックなどをメインでおこなってました。一番印象に残ったことは、患者さんの初診時からの写真をパソコンで管理しておりいつでも患者さんの写真が見れるとの事です。また、パソコンの合成を使い、色合わせをし患者さんのシェードを合わせる所が印象に残りました。