月別アーカイブ: 2014年7月

若手歯科医師のための歯科診療(6ヶ月)

包括的修復治療
① 感染根管と非感染根管
感染根管かどうかX線所見にて根尖部の透過像の有無を確認
打診、咬合痛の有無を確認

② 非感染根管の場合
天蓋除去→髄腔開拡→根管口明示→ピーソーリーマで根管上部を拡大
→手用ファイルで根尖部を拡大→根充

③ 根充
側方加圧
側方加圧変法
垂直加圧
オピアンキャリア法
根尖を#25まで穿通
#60まで拡大
根管全体をロート状に形成
軟化ガッタパーチャを垂直加圧にて根充

④ 根管処置、根充に問題がないが根尖病巣が再発した場合
根尖切除術
ヘミセクション
トライセクション
抜歯

実習
オピアンキャリア法の実習を行なった
竹島

平成26年7月12日(土)定期勉強会「最新のCAD/CAM:渡辺先生、義歯の勘所:安武先生、SJCD植松コース3回目:峰岡先生、診断・治療計画:渡辺先生」

【義歯の咬合採得】
・咬めない原因のほとんどがバイトにある。
・咬合採得時、力を入れて咬ませない。
しっかり軟化させるとズレない。
4・5・6番で咬ませ、前歯や7番で咬ませない。
・ロー堤の段階で転覆しないかチェック。転覆するなら内側や外側に配列するように。

【義歯安定剤】
・粉…ファストン、義歯作製時や調整時に動く義歯の固定にも使える。
・クッション…タフグリップ、クッションコレクトなど、粘膜過敏な時。
・クリーム…ポリグリップなど、義歯が落ちやすい時。

【シングルデンチャー(片顎が自歯、もう片顎がFD)】
5、6メインで咬ませると安定しやすい。

【すれ違い咬合】
上顎の床は、馬蹄形でなく口蓋を広く覆うと安定しやすい。

【リンガルバーが食い込むケース】
・鉤歯の動揺やレストの破折が起きる。
・レストを近心にするなど、設計を工夫すること。

【リベース】
セット後6か月以内はしない。ただしEXT後は例外。なので、仮義歯を作製せずいきなり本義歯 を作製しても良いケースがあるはず。

【ノンクラスプデンチャー(フレキシブルデンチャー)】
メタルフリーではない。レストや審美的に支障がないクラスプには、メタルを使う。

2、自費診療のポイント  講師:理事長
【審美補綴は歯種ごとに使い分ける】
・前歯
セレック
ジルコニアのレヤリング(10万円)
メタルボンド
・小臼歯
ハイブリッドレジン…色の選択肢が少ない(A2,A3)
ジルコニア…連冠
セレック…単冠
メタルボンド
・大臼歯
ジルコニア
e-max(6万円)
メタルボンド

【CAD/CAM】
・3Dプリンターが進化中。歯科でも使用する時代に。
・色々な材料が削れるようになった。
CAMは、ブロックだけでなくディスクが削れるものを購入する予定。
尾島

峰岡院長による講義
ハイブリッド ハイトランスはメタルコアには使わない
ホワイトニングの前処理 過酸化水素30%で汚れをふきとる
CR修復
・フレームから作る
・CRのハズレる要因 水分、軟象
・切縁 透明色を使うと黒くみえる
・小さい隣接カリエス ゴムでセパレートする(30分待機)
・ウェーブをつける(斜めに複雑な形態を眼で追うことができない)
エンド治療
・レッジ防止にHファイルを使う
・ペーパーポイントを用いる
・エンドとペリオではエンド優先
・麻抜 ピーソ#3→ゲーツ#3→#2(恵生会)
・感処 ゲーツ#2→#3→ピーソ#3(恵生会)
・ソルベントは使わない
・フィンガースプレッダーの利用
・便抜時に生切する
・ゲイツ#1は絶対に使わない(蕾状部分で折れる)
・保管中のフィステル 根尖部だけ取る
・オーバー根充 そのままおいておく。説明しなくて良い。
懇親会の話
・口腔内写真、模型を初診時にとる。成功例を用意しておく。
・J-OPENはOK(恵生会)
MTM 伸びた後、マイクロメスで舌側から隣接までの固い繊維を切る。唇側は切らない。
Ptへの指導 2つまでにする。
セラミック修復 裏層は禁忌
インレー 隣在歯を痛める
咬合を確認するとき パノラマ撮影する

理事長による治療計画のたて方
・主訴に応える
・抜歯の基準
・咬合平面はどうか
・根治するかどうか
・入れ歯という言葉はFDと思われる
・奥歯がないと前歯がダメになる
・デンタルも診る
・その日に抜かない
・骨格性の反対咬合はBTUPしない
・本義歯は抜歯してすぐ作ってもよい
・TEKのみで来院するPtにはP治療せず先に補綴する。
・TEKは事前に印象しない
岡本

平成26年7月12日(土)早稲トレレポート2 in東京:DT濵田

今週の授業内容の報告です。
・上顎中切歯の築盛
・彫刻
・CAD/CAM

今週は新たに2人の先生による陶材築盛のデモがありました。川田先生による築盛デモと、小林先生による築盛デモがあり、川田先生のデモでは、若年代の中切歯築盛。小林先生のデモでは老年代の中切歯築盛を教わりました。川田先生のデモではオペーシャスデンチンを使いクリアランスが無い症例の色を出す方法、セカンドカットバックを使いマメロンを正確な位置に置く方法を教わりました。小林先生のデモでは、川田先生と同じくオペーシャスデンチンを使いメタルとの境い目を無くし色を出す方法、老年代(咬耗が激しい歯)の特徴など教わりました。

今週の出来事
・カナダの横田浩司先生による、3回ステイン法の一日デモ。
・今日、明日に 第七回海外One D セミナー(海外情報セミナー)

金曜日にカナダで活躍していらっしゃる横田先生のデモが有りました。
・3回焼成ステイン法
何故3回なのか?→理由は3回以下だと色が出ない、3回以上だと築盛し直した方が色が出るから
1回目…下地(歯全体の色、歯頚部の歯肉色が反射した色(ピンク)、インサイザルヘイロー、クラックラインの陰になる色)
2回目…個性を出す(ヘヤーライン、クラックライン、白帯、白濁など)
3回目…グレーズ(GCのラスターペーストを使い滑沢にする)
色の特徴を活かし、透明感を出す技術などとても勉強になりました。

海外情報セミナーでは、今日が中国、明日が欧米の海外事情を聞きました。
島文男先生の分業の仕方についてです。全技工作業の80%はパートの人でも可能な事なので残りの20%を技工士が担当するという事です。例えば、ファーネスにリングを入れたりする事は一度教われば誰でも出来る事なので、誰でも出来る事はパートの方に、形態など知識が必要な事は技工士が行うなどとても面白いなと思いました。また、昔の考えを捨て若い人にチャンスを与えること。例えば、若い人にポーセレン、レジンなどの築盛を、熟練の人には研磨、最終調整などを熟練の方は若い人の築盛などを最終調整する事によりどの様に築盛したら良いのかなど色々と気がつきアドバイス出来るので若い人が成長出来る。ポーセレン、レジンをする事により若い人のモチベーションも上がり辞めていく人が減る。自分では思いつかない事ばかりでとても勉強になりました。