月別アーカイブ: 2013年11月

平成25年11月30日(土) スポーツ大会2013

週末にスポーツ大会があり、各分院から集まってボーリングをしました。
みんな当日を楽しみにしていて、中には練習に行かれた方もいたみたいです。
男性はスピードがあり高得点の方が多かったです。各レーンごとにストライクを出した時や残りのピンが全部倒れた時などに、ハイタッチや拍手をし、盛り上がりが見られました。
女性にはハンデが与えられましたが、やはり1位は男性でした。
1位から5位の方には賞品が用意されており、賞品を獲得するために頑張られた方もいたのではないでしょうか。
普段は体を動かす機会も少なく運動不足がちでしたが、久しぶりに体を動かして汗を流したくさん笑って、一体感も感じられました。
また、ボーリング大会後は打ち上げの食事会がありました。
回転寿司でしたが、寿司だけでなく麺類やデザートも種類が多く、みんなでいろいろな種類を取って食べる事ができました。
ゲームの感想を話したり、普段接することの少ないスタッフやドクターと話す時間もあったりと、食事中も楽しい時間を過ごしました。
次回のスポーツ大会も楽しみにしています。

平成25年11月9日(土)定期勉強会「デジタル診療の今」「バリオサージ実習」講師:株式会社GC前川健介様

11月9日 勉強会レポート
研修医 中尾
○デジタル診療の現状について(講師:理事長)
米国、国内首都圏では診療のデジタル化が進んでいる。本院でも導入予定となっている、3Dプリンタもデジタル診療に必要な機材である。
3Dスキャナにはdentalwingsや3-shapeなどの商品があるが、これらは模型を高い精度でスキャンし、補綴・修復物の設計を行う機材である。3Dプリンタ、Projetではこれまで技工に熟練を要していたwax upの操作を自動化し、可燃性のレジンを用いたレジンパターンを制作する。従来のwax upと比較し、デジタル化により再現性が得られること、多量のパターンを短時間で製作できることがある。今後のクラウン、ブリッジ、デンチャーのメタルフレームのパターン製作は3Dプリンタを用いた制作に移行すると考えられる。
今後CAD/CAMによる診療の一部が保険適用となり、デジタル診療に対応した支台歯形成の習得が今後必要となると考えられる。そのため、我々歯科医師はより一層の形成の技術向上が必要であると考える。

○バリオサージについての講義・実習(講師:GC 前川健一様)
恵生会ではこの度アルファデンタルに続いてオレンジ、まりふでも導入されました。
(講義)
バリオサージは超音波による骨切削器具である。従来の回転切削器具と比較した利点・欠点は以下の通り。
【利点】
・硬組織を選択的に切削する(軟組織への損傷を防ぐ)
・骨の治癒機転が早い
・骨切削幅が薄く、コントロールが良好である
【欠点】
・切削スピードが遅い
・チップが高価である
バリオサージを用いた診療の適応となる症例には以下のようなものが挙げられる。
・歯根にアンキローシスを生じた歯牙の抜歯
・埋伏智歯の抜歯
・サイナスリフト
・骨採取、骨整形 など
使用上の注意点には以下のような事項が挙げられる。
・チップごとに出力の上限の指定があること
(上限を超える出力で使用するとチップの破折の恐れがある)
・チップの薄い面の方向に無理な力がかからないよう操作する
(実習)
ブタの下顎骨を用いたバリオサージによる骨切削の実習
・抜歯用チップを用いた抜歯の実習
・骨削除用チップを用いた骨採取、骨切りの実習

○小児歯科診療において大切なこと
~口から育つ心と体~     (講師:Dr.徳富)
ディズニーテーマパークの行動基準
①safety(安全)レストレーナーや開口器、ラバーダムの使用
②courtesy(親切)相手の立場に立つ 言葉遣いや配慮
③show 子どもを喜ばせる、笑顔にする 注射器をみせない TSDテクニック
④efficiency(効率)上記3項目に先んじてはならない! 診療前準備の徹底
子どもの成長発達を支援し、時間と感動を共有し、笑顔作りのお手伝いをする。

保隙と咬合誘導
Perや外傷により通常の脱落時期よりも早期に抜歯を行った場合など、必要となる場合がある。

早期治療したほうがよい症例
・片側性交叉咬合
・外傷性咬合のみられる数歯の交叉咬合や反対咬合
・骨格性反対咬合(←ムーシールドの適応外)
※口腔内写真、パノラマ、セファロ、研究用模型など協力できない子供に対しての治療は行うべきではない。

口腔習癖を見逃さない(吸指癖、咬爪癖、弄舌癖、口唇舐め)
→放置すると、将来的に顎変形症になりやすい

上唇小帯高位付着
・4歳過ぎても残存していれば切除したほうがよい
・切除の際には歯間乳頭部までしっかりと切る
・上顎両側犬歯が萌出してからでは遅い

治療計画の立案
→重症度の高いものを優先、臼歯部を優先

生活歯髄切断法はあまり行われない
→FCは生体為害性の問題があり、水酸化カルシウム製剤は清潔な環境が必要
で手技的にも難しいので、抜髄即根充が行われることが多い。

抜歯…保隙の利点と後続永久歯への悪影響との比較が必要

歯科医師、歯科衛生士は保護者の理解を得て、子どもとのラポールの形成をすることが必要である。

歯科治療の導入として、PMTCが適している。歯牙に器械で触れることや、水の注入、バキュームに時間をかけて慣れさせていく。

6歳臼歯の1歯磨き
完全に萌出するまでは咬合平面よりも低位となるため、通常のブラッシングでは十分に磨くことができないため、頬・舌側よりブラシを入れて、6歳臼歯1本を意識して磨くよう指導する必要がある。

○感想
これまで、鋳造物の制作となると形成から装着までにある程度の日数を要していたが、デジタル診療の導入によって装着までの時間を短縮できるようになると思う。
また、バリオサージも使用法の習得によって粘膜、神経、血管損傷のリスクを抑えることができ、硬組織へのダメージも小さくすることができるので、ぜひ診療に活用できるよう技術を高めたいと思う。
小児に対する診療は大学病院では経験がなかったため、今回、恵生会での研修を始めるにあたって、小児に対する診療は不安な点の一つであったが、接し方、心構えなど基本的なことから説明していただき、大変為になった。今回、3つの内容で講義、実習など行われたが、どれも患者にとって利益となることだと感じた。今後も患者のためになることをできる限り多く学んでいき、研鑚を積んでいきたいと思った。

平成25年11月6日(水) 名門早稲トレ訪問

早稲トレを訪問しました。
今回の目的は現在購入を検討している3Dプリンタ・プロジェットの評価についてです。
早稲トレでは榎本先生、渡邊先生に親切に指導していただきました。
早稲トレではデジタル化が進み様々なスキャナーやミリングマシン、シンタリングファーネス、3Dプリンタが備わっていました。
また、センサブルのペンタイプのデザインソフトは実際手にとってみてモニター上の歯牙に接触する感覚が指に感じられとてもよくできていると思いました。
プロジェットですがサポートがワックスなので簡単に除去できることは魅力です。
4時間に200~300個のパターンが制作できます。
ワックスパターンに比べレジンパターンのメリットは簡単に光重合レジンで修正できる点です。
また、歪に対しても加熱して模型に戻し、冷やせば修正がききます。
いずれにせよ今後歯科、技工のデジタル化は急速に発展、導入することになるでしょう。
来年からはCAD-CAMも一部保険に導入されます。皆さん、形成の準備をしておいてください。
この度お世話になりました榎本先生、渡邊先生、豊通マシナリーの大竹様この場を借りて御礼を申し上げます。