月別アーカイブ: 2013年2月

平成25年2月23日(土) セレックを使った歯科診療

(講師:大浦院長)

オールセラミックである
金属の裏打ちがない
パラジウムフリーでカッパーを含まない
➥銅を含むパラジウム合金のこと
パラジウム合金➡金属アレルギーを起こしやすい
パラジウム合金  成分表         金属アレルギーの症状
パラジウム・・・20.0%             ・口内炎
銅   ・・・16.7%             ・灼熱感
金   ・・・12.0%             ・ただれ
銀   ・・・49.2%             ・しびれ、痛み、味覚異常

豆やナッツ➡ニッケルが多く含まれる
症状(食べ過ぎると出る)
・手の平、足の裏の湿疹や膿
・全身の小さな発疹
・アトピーの悪化
・コインのような湿疹
セレックの特徴
・生体への為害作用がない
物質としての安全性が高い
・硬さ、熱膨張が少ない
エナメル質と近似している
・粒子が細かい(4ミクロン)
対合歯を傷つける事がない
MBは粒子が粗い
・プラークが付きにくい
・熱伝導率が少ない
セット後の冷水痛が起きにくい➡Hysが起こりにくい
・レジンセメントに対して接着力がある
・即日セット➡一番のメリット
浸麻が効いている間にセットできる
・ランニングコストが安い
患者さまもメリットを受ける➡価格が安い

治療の流れ
In,FCK,MBなど
・形成➞印象➞模型➞ワックスアップ➞埋没➞鋳造➞完成
印象、模型、埋没の時は、水と粉を使用する➞変形する
印象材  ・・・硬化➞収縮
石膏、埋没材・・・硬化➞膨張
セレック  1Dayの場合
・形成➞光学印象(カメラ)➞設計(CAD)➞削りだし(CAM)➞完成
変形がなく適合の良い補綴が作れる
患者さまへの勧め方
患者さま➞見た目を気にする人が多い
・ホワイトニング➞セレック
・インプラント➞セレック
基本➞全員の患者さまに説明
・根充した後に簡単に説明➞次回までに決めてもらう
即決は押し売りになるので考えてもらう
・男性の方で上顎3番の磨耗が激しい人はセレックが割れるのでジルコニアなどで対応する

セミナーレポート感想
今回の勉強会に参加して改めてセレックって凄いと思いました。今までセレックの特徴など分かっていたつもりでしたが、一つ一つの特徴の内容まで理解していませんでした。

例えば、In FCK などは印象、模型、埋没の時、水と粉を使用するため収縮と膨張を繰り返すこと。その結果、変形が起きて適合が悪くなり2次カリエスになりやすい。しかし、1dayのセレックの場合は、カメラでの光学印象をすることで変形がなく適合が良いので2次カリエスになりにくいことです。

レントゲンの比較を見せていただいた時、適合が全く違うので驚きました。

金属アレルギーのお話をしていただいた時、パラジウムの中には色々な成分が含まれていること。また、理事長が金属アレルギーについて書かれている文献を調べて印刷していただいた中に食べ物の豆やナッツの中にニッケルが多く含まれている為食べ過ぎるとアレルギーを起こしやすい。など初めて知ることも多かったです。

また、大浦先生のお話はとても分かりやすく実際の症例を見せていただきながらの説明だったので、実際の診療を思い浮かべながら聞くことができました。これからの診療の中で今回の勉強会のことをいかし、自信を持って患者さまにセレックを勧めていきたいとおもいます。

およそ1時間半の勉強会でしたが大浦先生のお話はとても面白く、あっという間に時間がすぎていました。また、理事長からの差し入れも美味しくいただきました。理事長、大浦先生ありがとうございました。
まりふ:上島

平成25年2月21日(木) ソニケアーエアーフロスセミナー

(講師:株式会社ヨシダ 竹原様)

セミナー内容
3月21日 13時~14時 まりふ歯科セミナー室
・エアーフロスの歴史から特徴、フロッシングの重要性、オーラルケアに対する日本人の意識及び導入方法についての講義
・実物を使用してのデモンストレーション

感想
セミナーレポートエアーフロスは以前も使ったことがあったのですがその時の使用感は普段普通のワックスコーティングのフロスに慣れているせいもあって私自身は物足りない感じがしました。

しかし今回、欧米諸国に比べて日本のフロス普及率の低さを知りまたその理由として「フロッシングが難しい」「時間がかかる」など日頃TBIで患者さまにフロスをお勧めしたときと同じ言葉が挙げられていました。

苦手だから時間がかかる→面倒くさくなる→やらなくなる→口腔内環境の改善無しの悪循環。

それがフロッシングテクニックなしで簡単にできるとしたら、苦手な方も続けて歯間部の清潔が保たれるのではないでしょうか。

またよくフロスが補綴物に引っかかって補綴物が取れるから使いたくないという方もいらっしゃいます。そういった方にも脱離の心配がなくお勧めできると思いました。

誰にでも手軽に使用できるということは、とても大切なことだと改めて思いました。

慣れている術者ではなく、苦手な人がいかに簡単に効率よくケアができるかという患者さま目線での道具選びの大変良い勉強になりました。

また2年間保証や、30日返金保証などがあるため安心してお奨めできます。

洗口剤注水もできるとのことなので、口臭対策としてもお奨めしていきたいです。

株式会社ヨシダ 竹原様、大変為になるセミナーありがとうございました。

オレンジ:若嶋

平成25年2月7日(木)、14日(木) AED講習会

(講師:山口市消防本部、防府市消防本部)

AEDの講習を受けて

AEDの講習は高校生の時に一度受けたことがあり、今回で二度目でした。
しかし、普段から使うものではないため、使い方を忘れていました。だから、消防の方が
分かり易く丁寧に教えて下さりとても勉強になりました。
AEDを使うことは滅多にないので、いざという時に混乱しそうだし、率先して動けるかどうか
とても不安ですが、いつ何が起こるかわからないという事をしっかり頭に入れておき、進んで
行動できるようにしておかないといけないと思いました。
実際にAEDを使ってみるのと同時に、胸骨圧迫と人工呼吸も体験させて頂きましたが、胸骨圧迫は
肋骨が折れるくらいに押さえてもいい、ということだったのでかなり力がいるし、人の命を救うのは、
とても難しいことだと感じました。
今回の講習を通して学ぶことがたくさんあったので受けて良かったと思いました。
オレンジ:H

まりふ歯科で行われたAEDの講習会に参加してきました.
地元の消防の方にAEDについて説明を受けたのですが、ひとつびっくりしたことがあるんです。
やはりテレビの影響もあるのでしょうか・・・・・
AEDって完全に止まってしまった心臓にも効果があるんだと思っていたんです。
しかしそれは違うそうで、AEDは「自動体外式除細動器」というものだそうで、細かくブルブル動いている心臓には効果があるそうなんですが、完全に止まってしまった心臓に対してAEDを使っても意味がないそうなんです!
完全に止まってしまった心臓に対しては心肺蘇生法を行う必要があるそうで、これは皆さんご存知だと思うのですが、胸を強く圧迫する「胸骨圧迫」と口から息を吹き込む「人工呼吸」からなるものです。
実際に胸骨圧迫を人形を使って練習させてもらったのですが、結構硬くて力いっぱい押してもなかなか圧迫できなかったです。
しかし、先日患者さまから「丸久で倒れてAEDと心肺蘇生法を受けた」っていうことを聞いたスタッフもいるそうで・・・・・
実際にAEDを使ったことはありませんが、これからどんどん少子高齢化が進んでくると思うので、近い将来使う機会が出てくるのかもしれないですね。
あさひ歯科:スタッフ

平成25年2月9日(土) 症例発表会

1.トピックス・・理事長
2.義歯症例発表・・村上先生
3.誤飲の症例について・・岡本先生
4.上顎前歯部の審美補綴・・大浦先生

1.トピックス/理事長
ホームページを一新する事。
ドライマウス、口臭対策、ブラッシング指導など新しい指導方法が加わった事。
25年研修コースについて
矯正コース・・岡山
臨床登録医・・九州歯科大
3月にサイナスリフトがあります(久保先生)
SLA(Sinus Lateral Approach)キットを購入しました。
松風のMicdルーペの紹介。今なら恵生会を通すと本格的な拡大鏡が特価で購入できます。
実践的な義歯のテキスト「塩田博文の義歯力」とても臨床的な本です。事務局で取りまとめて購入します。1冊はDT春木が保管しています。
7種類の定期歯科冊子が1年分あります。貸出は事務局まで。
クーゲルホックを普及させましょう。
「新人Dr歯科医療習得プログラム」が出来ました。

2.義歯症例発表/村上先生
村上先生は多くの義歯難症例にチャレンジし、記録を取られています。
義歯は100点の正解はないかもしれませんが症例を重ねながら少しずつ正解に近づきましょう。
村上先生に対する私のコメントを以下に述べます。
・印象が難しい症例では臼歯部の咬合を安定させた上でティッシュコンディショニングで機能印象を取る。
・上顎で頬側からの吸収が大きい症例では交差配列をする。
・下顎は舌のスペースが必要である。
・旧義歯より床を広くするときは上顎では口蓋後縁部分を、下顎は顎舌骨筋線部分を伸ばしてみる。むやみに全体を伸ばさない。
・即重レジンで伸ばして義歯修理を取り、患者が満足すればその義歯を使用して印象する。
・個人トレーを使用した時もアルジネートは薄く均一にとる。
・ポストダムを利用する。
・反転面(表側)まで印象とり石膏を流すこと。特に上顎臼歯頬側、下顎舌側部  その部分のティッシュコンは切除しない
・吸収している下顎では、少し開口させ浮き上がらなければOKである。
すなわち一番大切なことは咬合時にズレ動かない事。すなわちバイト採得、咬合調整である。

高齢者で陶歯の義歯を長年使っている人においては、新製はうまくいかないことが多いのでリベース程度にとどめる。
(そういう義歯は患者にとってすでにベストであるから)

村上先生、次回の症例発表を楽しみにしていますから。

3.誤飲の症例について/岡本先生
咽頭部分に停留しているときは水を飲ませる。
リーマや部分義歯は大変危険である。
座位で試適、調整を行う。
難しいインレーは先にSETしてから調整する。
内側性のインレーの場合は少し深めに形成し、傾斜角をキツく作る。すなわち咬合させない。
一番大切なことは、調整する回数、すなわち補綴物を出し入れする回数です。
今まで10回や20回かかっていた調整回数を数回以内にできるよう考えてみて下さい。

岡本先生、貴重な体験ご苦労様。今後の歯科人生において内視鏡摘出は二度とないようにお願いします。

4.上顎前歯部の審美補綴/大浦先生
患者の瞳孔線が極端に水平でないときは、額から重りのついた糸を垂らすつもりで上顎中切歯の歯軸を決定する。
エスタティックバーも有効である。尖った串に注意。
このような骨格性の変異の場合、臼歯部の咬合平面は変えない事。