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平成24年10月28日 (社)山口県ろうあ連盟「歯の衛生について」

防府市文化福祉会館で(社)山口県ろうあ連盟主催の勉強会で「歯の衛生について」というセミナーを行ってきました。約20名の参加がありました。
セミナーレポート

・歯周病について
・歯磨きの正しい仕方
・義歯の取り扱い・手入れ
・唾液腺マッサージの方法
・インフルエンザ予防の口腔ケア

約1時間の内容でした。みなさん、たいへん勉強熱心でたくさん質問していただきました。歯みがきの仕方や唾液腺マッサージの方法はみなさんと一緒に行い終始にぎやかな会となりました。

歯科衛生士として学んできたことをみなさんに知っていただき、これからの口腔ケアに役立てて頂ければと思いました。

平成24年10月13日(土)定期勉強会・症例発表(10月)

今回から、症例発表を行い皆で検討することになりました。
勉強会については以下箇条書きで要点を書きます。

・テルプラグ(大浦院長)

審美前提の抜歯症例において使用する
大きさはSSのみ
オベイトポンティックは技工室で作る

・エムドゲイン(山本院長)

ゲル状であり操作性が難しい
エナメル基質たんぱくであり骨や歯周組織を再生する
骨吸収が狭くて深い時(骨の吸収が4mm以上)ただしフラップや縫合に熟練を要する
患者価格が6万円と大変高い

・オールジルコニア(渡辺理事長)

大臼歯における強度とクリアランスの関係で今後はオールジルコニアが
主流になるであろう
現在オールジルコニアは5種類あり、ゼノスター、ラバ、セルコン、ジルコンザーン、セレックTZI

・ムーシールド(内上堀先生)

適応は3~4歳の反対咬合
上唇の緊張やオトガイ部の弛緩、舌の低位などの機能的な問題を解決して
反対咬合を治す
既製品は高価である
面長の顔貌でバイトが浅い症例や骨格性の人は後戻りしやすい

・症例発表

(渡辺理事長) 「咬合再構築について」
耳の痛みの原因が歯科ではないかと、耳鼻科から紹介されて
パナデント咬合器を使用して咬合診断した
CRジグを使用して顎関節の写真をとった
正確な中心位のバイトを取るためスプリントを使用しながら患者の顎位を誘導した
しかしながら、
患者が高血圧、めまいを訴えたためスプリントの使用を中止しプロビジョナルの
ブリッジを除去し、ICPでパラのブリッジを仮着した。
考察
患者は咬耗も激しく、咀嚼に不自由はなかった
そのような患者の咬合再構築や咬合挙上はしない方がいいのではないか
また、耳の痛みやめまい、高血圧と咬合は関係があるように思われた

(大浦院長)「最近の審美的かつ自浄作用をもつインプラントシステムについて」

補綴主導型は咬合関係だけでなく、補綴物の形態や大きさもある
インプラントから上部構造へスムーズに移行できるように
従来だと小臼歯の大きさしかなかった大臼歯部のインプラントも大臼歯の大きさになるようなインプラント間の距離が必要である

最後 ・CTについて

今回はアルファ歯科で切歯管膿胞や上顎膿胞の例をみたが
デンタルやパノラマでは撮れない断面で撮れるCTの有効性がよくわかりました。
各分院でも顎骨内の病巣や埋伏歯の場合はアルファでのCT撮影を勧めます。