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平成22年11月27日(土) ■口臭と口腔乾燥症

講師:株式会社ヨシダ様

口臭の勉強会を終えて
先日、株式会社ヨシダ様を招いて口臭測定器、ブレストロンを用いての勉強会が開かれました。私なりにまとめます。
口臭の主な原因物質は揮発性の硫黄化合物(VSC)です。VSCには多くの化合物が含まれるが、口腔内空気中には、硫化水素、メチルメルカプタン、ジメチルサルファイドの3種類が単独、あるいは混在しています。患者様の内14.5%が口臭が気になるとのデータがあります。
口臭は全身疾患と口腔によるものがあり口腔内によるものとしては歯周病、プラーク、う蝕、ドライマウス、不良補綴物、舌苔によるものがあります。ドライマウスに関しては洗口液を用いたりソニケア(電動ハブラシ)や歯肉マッサージによる舌下腺や互下腺のマッサージで唾液量の増加が期待できます。
簡易なものでガムのフラボノイドガムやクロロフィルガムでの噛む事による唾液増加が期待でき口臭予防になります。
フラボノイドガムやクロロフィルガムには、(VSC)を包み込み口臭予防に期待できます。緑茶のカテキンにも口臭予防効果があるので家でも外でも簡単に行うことができます。
全国の800万人(15人に1人)、65歳以上では56%以上の人が口腔内の乾きを感じているので歯科での治療とアドバイスが必ず必要だと感じました。
口臭の分類では生理的口臭(誰にでもある口臭、人が気にならない口臭)と心理的口臭(相手が感じない口臭が自分で感じる口臭)があります。
生理的口臭は口腔内治療やカウンセリングで改善できることが多いです。
心理的口臭は自分にしか感じない口臭の為に治療が難しいとされています。この時に口臭測定器を用いてデータとして示せば患者様が安心するのではないかと感じます。データとして患者様に示すことにより患者様のモチベーションを上げてリコールにもつながると思います。

①口腔水分計ムーカス㈱ヨシダについて
お口の中の水分量が少ないと「口臭」「食べ物が飲み込みにくい」など原因の一つとして考えられています。そこでこの装置が口腔内の水分量をチェックできるように造られました。特徴として次の事が挙げられます。
(1)チェアータイムが短く、患者さんへの負担が少なく約2秒で測定できます。
(2)測定結果は数値と5段階レベルサインの両方で表示されます。
(3)舌の上のセンサーを当てるだけでの簡単測定、唾液が出にくい人、高齢者の方も測定可能です。
(4)重さ60g、ハンディタイプで持ち運びも容易です。実際に、この装置は操作性もよく簡単にお口の中の水分量を図ることができました。
②オーラルウェットスプレーについて
1回することで6~8hrぐらい効果があるらしい。口腔乾燥症で困っている方には非常にいいと思いました。